【お知らせ】
《平成26年度 杉並区狂犬病予防
定期集合注射について》
今年度の杉並区狂犬病予防ワクチンは
4月5日(土)〜4月20日(日) です。
当院では診察時間内に接種を行っております。
AM9:00〜AM12:00 PM5:00〜PM7:00
日・祝日は午前のみ 月曜は休診日です。
御来院の際は区役所から送付された葉書きに必要事項を御記入の上、お連れ下さい。体調に問題がないか確認して注射します。
また杉並区の方であれば、4月20日を過ぎても6月1日までに接種した分の届け出は当院にて代行いたします。
杉並区以外の方でもワクチン接種はいつでも行えますので、どうぞ御来院ください。
〈ノミ・マダニの予防をお勧めします〉
最近マダニが媒介するウィルスに感染したという報道が増えています。原因となるダニはフタトゲチマダニといい、以前は関西より西側で多く生息していましたが、最近は関東地方でも確認されています。
主に草むらに存在し犬や猫に付きますが、人間も肌を露出した状態なら刺される可能性があります。散歩から帰ったらマダニが付いていないか、ブラシをかけたりしながら確認することをお勧めします。
マダニを駆除・予防する薬剤としてフロントラインプラスを1ヶ月に1回塗布することをお勧めします。塗布後は洗っても効果が落ちないので安心です。一緒にノミの予防もできますので、特に草むらによく入る犬猫には早めに予防していきましょう。
〈蚊から感染するフィラリア症について〉
気温は下がってきましたが、まだ蚊は多く飛んでいます。
とくに秋の蚊は吸血行動が強いので、感染予防には十分注意が必要です。蚊が媒介するフィラリアは主に犬に感染する寄生虫ですが、猫に感染したという報告も増えています。
蚊が吸血する時にフィラリアの幼虫は体内に入ります。体内を移動しながら成長し、1ヶ月くらいで成虫になり心臓に寄生します。成虫の寿命は5〜7年ともいわれ、その間に繁殖し心臓や肺などに多大なダメージを与え死に至る場合もあります。
月に1回定期的に予防薬を飲ませることでフィラリア症は予防できますし、回虫・鈎虫といった人間にも感染する腸内寄生虫も駆除することが出来ます。
東京都の気温では5月上旬から月に1回の予防薬投与を始め、12月上旬まで飲ませることをお勧めしています。
フィラリアに感染しているか血液検査で調べることが出来ます。
10分ほどで終わりますので、お気軽に声をかけてください。
フィラリアに感染している状態で予防薬を飲ませると体調を崩したり、ショックを起こして亡くなってしまう場合もありますので御注意下さい。
当院では錠剤・粉末・チュアブルと揃えており、それぞれに飲ませやすい形で処方しています。気になることがありましたら、どうぞ御相談下さい。